緑豊かな学校で、先進的な学びと豊かな遊びを。どうぞお気軽にご質問ください。

森村学園初等部

スクールデータ

住所: 〒226-0026 横浜市緑区長津田町2695

電話: 045-984-2509

 

アクセス:  東急田園都市線 つくし野駅より徒歩5分

 

校長先生: 田川 信之 先生       

学校HP: こちら   学校公式動画紹介ページ: こちら

 

創立: 1910年     昼食: 給食    
制服: あり      児童数: 715名(男女共学)

 

募集人数:  男女約75名 (内部進学者を含まず)

 

 


特徴と特色

◆教育目標

 

・美しいものを愛し、自然を大切にする子に育てよう。

・困難を乗り越える強い心を持つ子に育てよう。

・基礎学力をしっかりと身につけ、向上心を持つ子に育てよう。

・友だちと仲よくでき、思いやりのある子に育てよう。

・体を鍛え、自分自身を大切にする子に育てよう。

・善悪のけじめをつけ、進んで善い行いをする子に育てよう。

 

 

☆創立111年の長い歴史を持つ学校です。

1910年に港区高輪に開校。建学者はTOTO、ノリタケ、日本ガイシなどの企業を創立した、明治・大正期の実業家、森村市左衛門です。初等部の一角に全学年分の作品の焼成が可能な窯を設置し、図工の授業の中ですべての学年が陶芸に取り組んでいるのも、今も学園創立のルーツを大切にしていることの表れです。

 

☆学園の教育の3つの柱「英語教育」「ICT教育」「言語技術教育」による未来志向型カリキュラム

幼稚園から高等部まで3つの一貫した教育の3つの柱があり、各発達段階に応じた内容を吟味し、かつ継続的に学べるように編成されています。 時代の先を行く教育プログラムです。

 

 

【言語教育技術プログラム】

欧米を始めとする諸外国では母語教育の授業で「読む/聞く/書く/話す」の4技能をバランスよく伸ばす指導である「Language Arts」が行われています。言語技術はこのLanguage Artsに相当するカリキュラムであり、現代のグローバル社会を生き抜くために不可欠の教育です。「つくば言語技術教育研究所」の三森ゆりか先生のご協力のもと、中高等部で導入されてから次年度で11年を迎えます。2018年度から初等部でも全学年で開始しました。具体的には「物語の再現・要約・創作」「テクストや絵画の分析」「さまざまな説明のスキル」等を体系的に学習します。

 

【ICT教育】

学園の源流である「独立自営」の精神に則り,ICTにおいては教育活動で学んだスキルや知識が実社会とつながり,更には貢献できるような人材の育成を目標としています。これは単なるタイピングなどを指しているのではなく,自らの能力をICTにより拡張するレベルのことを指しています。それを実現するためにも実社会における機器の使い方やアイデアを外部企業と連携し,発達段階に合わせた形で取り入れていきます。

一歩先の未来の教育を実現すべく,初等部のICT担当はAppleに認定を受けたApple Distinguished Educatorです。ADEは学習環境とテクノロジーの統合を実現するエキスパートであり,教育界の革新を推進するためAppleと密接に協力し合っています。 2021年度は主に次のような取り組みを行いました。 Tynker、micro:bit、Springinʼ、Sphero Edu、Swift Playgrounds

 

I C T教育の専任教諭を配置し、メディアルームを設置しています。2021年度にはメディアルームの設備拡充を行いました。ドローン、レーザープリンター、86インチの大型電子黒板2台、スタジオ機能を備え、子どもたちの創造的な活動を支えています。

 

☆英語は1年生からスタート

創立者が海外貿易の実業家であったことから、開校当初から英語の授業がありました。現在は、イギリスの公的機関であるブリティッシュ・カウンシルと提携し、森村オリジナルプログラムに基づいてネイティヴ教員3名が授業を行っています。授業はすべて英語のみです。1年生から始めた英語の授業は、3年生から週2時間に、さらに5・6年生では一クラスを二つに分けた、少人数による授業へと発展させています。希望者は学校内で児童英検、英検にチャレンジできます。

また、2019年度からは、夏休み5年生以上の希望者対象にオーストラリアのブリスベンへの短期留学(8日間、2020年度から10日間。(ホームステイと現地私立小学校での授業参加)を行っています。残念ながら2021年度は実施できませんでしたが、今後も新型コロナウィルスの感染状況が好転した際には、再開する予定です。

 

 

☆低学年ダブル教員制・放課後遊び

1,2年生は、どのクラスにも担任の他にもう一人補助教員が付き、きめ細かい指導を行います。また、授業終了後、希望者には教員管理下において、決められた時刻まで放課後遊びを行っています。帰宅後、地域の子どもたちと遊ぶ機会の少ない私学の子どもたちの貴重なプログラムです。

 

☆4・5・6年生の「算数」は二分割授業

40名を2教室に分け、2人の教師がじっくり教えます。基礎を固めたい子、応用力を高めたい子にもきめ細かく対応します。

  

☆幅広い専科制を導入

図工・音楽・体育・理科・社会・英語・家庭科において、専科制を取り入れ、専門的な教育を受けた教員による授業を行っています。専科教員の中には、それぞれの分野において全国の教育研究を牽引する者も多く、質の高い授業を展開しています。

  

☆実体験から学ぶ 〜総合学習〜

38年前より実施している総合学習は、大きく分けて「人との関わり」「社会との関わり」「自然との関わり」の3つのテーマで行っています。異学年交流を行ったり、老人ホームを訪問するなどの、自分と立場の異なる人との交流をする活動や、大豆を育て、豆腐を作ったり、味噌を仕込んだりしながら、命や自然の循環を学ぶ活動等を行っています。高学年では、クラスごとにテーマを決定するところから学習を始めます。2021年度は新型コロナウィルス感染防止のため、活動形式が変更になったものもありますが、ICT技術を使って、オンラインで行ったものも多く、新しいアイディアによる活動もありました。

4年生は総合学習で、それぞれのクラスで考えたテーマに沿って映像作品にまとめ、パナソニック主催のキッド・ウィットネス・ニュース(映像コンテストKWN)に出品しました。

 

昨年度の5年生の有志チーム(現在は6年生)のフラワーロスをテーマにした「桜隠し」(https://www.panasonic.com/jp/corporate/kwn/jp_contest2020.html)は最優秀賞を受賞しました。また、KWNの映像制作支援の一環として2020年11月18日に初等部で行われた、IOCヤングリーダーズ(Ms. Paulina Fritz さん)による特別ワークショップ、東京2020公認プログラム「Sharing The Dream 2020」ではドイツチームの応援メッセージの撮影も行いました。その時の様子がパナソニック株式会社KWNのホームページに、撮影された応援メッセージは、今年行われた東京2020の開催期間に合わせ、IOCのホームページに掲載されました。

 

 

☆美味しい給食

自校調理による完全給食を行っています。温かい、出来たての給食を子どもたちは毎日とても楽しみにしています。冬には温かいスープ、夏場には冷たいシャーベットやアイスクリームが大人気。食材の質や産地、安全にも配慮、メニューの半分は和食です。子どもたちの健やかな成長を何より大切に考えて作られている給食です。

また、食育の一環として、えんどう豆やトウモロコシの鞘向き等、給食で調理される食材の下ごしらえを行うプログラム、給食の食材を提供してくださっている精肉店の方に「命」についての出前授業も行っていただいています。

 

☆宿泊行事が充実

7月中旬に、4年以上は林間学校に出かけます。4年生は3泊4日(清里)、5年生は4泊5日(戸隠)、6年生は5泊6日(志賀高原)。ハイキングをしたり、星空を観察したり、学校では体験できない活動を行います。

2021年度は6年生のみしか実施できませんでしたが、2022年度からは3年生(1泊2日高尾)を加え、各学年の泊数を段階的に変更して、より充実したプログラムで自律への成長への促しを目指して行われます。

冬には、5・6年生はそれぞれスキー学校に出かけます。お友達との沢山の時間を過ごすことは、一生の宝物となるでしょう。

 

 

☆敷地面積81,587㎡!遊び場の宝庫です。

森村学園は、森に囲まれた学校です。広い校内には、学年ごとに思い切り遊べる場所があり、休み時間は子どもたちの歓声に校舎が包まれます。1番の人気は100mほど広がる3年生の森。1,2年生はジャンボ滑り台とアスレチックが大好き。広い校庭ではサッカー、野球を楽しむ高学年の姿が。その他、体育館ではバスケットボール、屋上でもたくさんの子どもたちが遊んでいます。放課後は、3時50分まで学校で遊ぶことができ、多くの子どもたちが友だちと最終下校時刻まで遊んで帰宅します。